2010年12月14日火曜日

癌の進行モデル

癌の進行過程と健康生活の効果
癌について考えるとき、なぜ癌になるのか、何時から癌は進行しているのかという観点からも考察が必要で、今から健康生活を意識して効果があるのかということが気になります。


癌の進行のモデル
大まかなデータでは、100日で2個に分裂するとのことです。3ヶ月で2倍になるのです。一つの癌細胞が、このペースで増殖するとして、10倍になるのに1年程度です。9年で2^10=10億個になります。10億個の細胞の大きさは、直径にして3センチ程度です。癌の初期として見つかるのが1センチ(1グラム)程度とのことですので、9年目に初期癌として見つかる程度ということです。しかし、1キロに達したときには死亡しているということですので、残りは3桁(2^10=1024)ですから、100日の10倍1000日ですので、約3年しかありません。
このモデルでは、体の中に潜んでいる期間が9年、見つかってから3年というのが癌の一つの平均的パターンでしょう。12年の癌の歴史のなかで、実際の癌との戦いは3年ということです。戦うかどうかはその人の考え方ですが。



ある友人の癌検診
ある友人は最近のがん検診の進歩によって、非常に小さな癌があることが検査で分かるようになったと説明してくれました。しかし、その友人は癌があることは見つかったが、実態が小さすぎて体のどこにあるのか分からず、体の色々な部分から小さな針を入れ組織を定期的にサンプリングして、癌を発見する検査を何度も受けていました。早期発見が癌の治療には有効とは言っても、このレベルの検査を行う肉体的苦痛と心労は見合うのでしょうか。

自己の免疫で自然治療
もし癌と専断されても、検査、抗がん剤、放射線治療等の副作用で体を弱らせるよりも、自己の免疫力を高める健康生活を最後まで続けたいというのが今の基本的な考え方です。現実に診断された心理ではないので分かりませんが、この世とお別れして行かなければならないなら、ひっそりと静かに行きたいという気がします。そのためにも、事前に免疫力を高められる生活は心がけたいものです。

癌にならないために
遺伝的要素の強い癌ですので、どんな生活をしていても発生する可能性はある程度あると考えます。癌を成長させないためには免疫力で対抗する意外に方法はないでしょう。ストレスの防止や免疫力を高めるに効果的な方法を考えるのが私にできる対策の本筋です。免疫力を高めるためには、身体的にも精神的にも若くある必要があります。体はもちろんのこと、精神的にも充実して、頭の働きも活発で、毎日動き回り、楽しく働き、しかし無理はせず、笑顔を忘れず、心豊かに過ごしたいものです。

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