2010年10月10日日曜日

BCAAの効果とサプリメント

スポーツドリンクに続いてサプリメントです。
スポーツドリンクのところの結論として、スポーツドリンクはミネラルウォーターあるいは、エネルギー補給が出来る、果糖+クエン酸+アルギニンが入ったスポーツドリンクということでした。
まず、BCAAに関する情報ですが、ポカリスエットやエネルゲンの大塚製薬から分かりやすく解説されたBCAAの必要量や運動における効果に関する研究報告がWebに掲載されて以下の内容が報告されています。(大塚製薬では対応する製品としてスポーツドリンク、アミノバリューを出していますが、残念なことに果糖だけではない。) 
  • どのくらい摂取すればよいのか
  • 筋肉痛や筋肉の疲労回復効果
  • 補給による運動パフォーマンスへの効果
実験の目的は上記の観点から以下の効果を確認することのようです。
  • 筋タンパク質合成促進効果
  • 筋タンパク質分解抑制効果
  • 筋肉損傷軽減効果
  • グリコーゲン節約効果
  • 乳酸発生抑制効果
  • 疲労予防効果
この結果から、2000mgから4000mgのBCAA摂取で摂取後2時間たっても血中のBCAA濃度が残っている(効果的?)ということです。この程度の量を摂取すれば効果があると考えましょう。


一方、サプリメントの観点からみるとこの期待できる量が含まれる(粉末のものは水に薄めてスポーツドリンクになる)多くの製品が出ています。同じ会社の製品でも、それらの目的によって、複数の目的別製品となって出されています。多すぎて個々の製品について記載できないのですが、一回分として売られているBCAA製品には、2-4グラムのBCAAが(タンパク質=アミノ酸)が配合されているようです。同じシリーズでも、成分と比率は大きく異なるようですので、注意が必要です。


興味があればBCAAで検索すれば多くの製品があるのが分かるでしょう。私はBCAA用のサプリメントとしてMUSASHIという宮本武蔵の名前から会社名をとったというオーストラリアの会社の製品を水に溶かしスポーツドリンクの代わりに使っていますが、個人的な感想ですが、運動中あまり疲れを感じないのと同時に、激しい運動後の筋肉痛や翌日(翌々日)の体のだるさから開放されました。これにより必要以上に激しく運動することにもなりかねないとの心配もありますが、飲むことによる効果ははっきりと感じられます。


ちなみに、食品からもBCAAは摂取でき、2000mgのBCAA摂取に必要な食品は、牛肉79g、赤身の刺身40g、卵2個、牛乳コップ2杯だそうです。食事にもなりサプリメントより安いかもしれませんが、運動直前や運動中は摂取できません

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