2010年10月16日土曜日

顔トレーニング-笑顔をつくるには

笑顔は健康の元ですが、笑顔を作るのにもトレーニングが必要です。同じ顔でも、笑顔の顔と、疲れて憔悴した顔ではどちらか人に好まれ、良い印象を与え、そして若く見られるでしょうか。トレーニングで常に笑顔をつれるようにするというお話です。

あなたは、いつも眉間に縦皺をつっていませんか?口をへの字にしたり、不機嫌そうな人、不満顔をしている人は損ですし、相手を不愉快にします。結果として相手を不愉快にしたり、怖そうに見えますので、人も近づかなくなり、自然に友達も少なくなります。さらに、そのような顔は老けて見えます。こういうのは悪循環で、自分から不幸を買いに行っているようなものです。

年齢とともにしわも出てきますが、それは人生の勲章です。目じりの小さな皺は気になりますが、このような皺だけでは相手が不幸そうに見えません。深い皺は毎日の積み重ねで出るものです。毎日ため息ばかりの人生を送って、自分が不幸だと思い込んでいると、深い皺を刻み込むことになります。

私も、仕事の上で苦労が多かった時には、縦じわが深くなり、かなり目立つようになりましたが、不思議なもので楽しい生活を意識するようになってから、6ヶ月程でほとんど目立たなくなりました。自分でも縦皺のことなど忘れてしまいました。そうです、鏡を見ても気にならなければ忘れるのです。これは良い意味の循環です。やはり、縦皺は、悪人顔ですし、写真をとっても、自分はこんなに険しい顔ではないはずと何度も思いますし、自分の顔が嫌いになります。それに老けて見えますよね。

老いを感じさせるもう一つの大きな要素となる顔の表情について、いかに若々しく、さわやかな表情を作るか、そのためにはどうすれば良いかという点について考えます。

まず、鏡を準備してください。そして、鏡を見ながら笑顔を作ってみてください。

どうですか?自分の満足した笑顔になりましたか?なかなか満足した笑顔になりませんよね。第一、口は笑っていても、不自然に感じているのではないでしょうか?目が笑っていなかったり、逆にかえって怖い顔になったり、どうもちぐはぐしてますよね。心から笑っているわけではないので、自然に笑えないのでしょうか?

そうです、笑顔は感単には作れないのです。本当に楽しいときには人は良い顔をしています。しかし、笑顔を作りたいときに、自然な良い表情を作るにはトレーニングが必要なのです。逆にトレーニングをすれば、心とは関係なく、自然な笑いが作れるようになります。そのために意識して楽しいことを考えても良いのです。目的はいつでも自然な笑いを作れるようになることです。俳優さんの表情はトレーニングの賜物です。

そして、自然な笑いを作れるようになると、自然に楽しくなるのです。自分の笑顔をよく見てください。自分の自然な笑顔を見てください、良い顔をしてますね。その笑顔を見ていれば、自然に楽しくなりますよ。

最初はとにかく、無理をしても鏡の前で笑顔を作ってください。笑い顔の研究をするつもりで。色々な笑顔のパターンを作ってみてください。何か楽しいことを思い浮かべながらやると、比較的簡単に笑顔が作れると思います。

そのなかで好きな表情を選んで、そのままで顔をできる限り長く、固定します。最初は比較的早く筋肉が疲れてくると思います。そしたら休みましょう。休んだらもう一度笑顔をつくり、また固定してみましょう。何度も行うことで、顔の筋肉を鍛えるのが目標です。

毎日時間を決めて、鏡の前で笑顔を作る練習をするのです。寝る前にベッドの上で手鏡を利用して練習するのも手です。

慣れてきたら、パソコンを使いながらも笑顔の練習はできます。

そうすることで、自然な笑顔をいつでも作れるようになります。

接客が職業の方は既にこのようなトレーニングをやっていると思います。相手の心を和らげ、安心感を与え、信頼を得るには笑顔が一番です。仕事もきっと順調に回りだしますよ。

さあ、今日からでも、今からでも、笑顔の練習をしましょう。

仕事中は自然な笑顔は良いですが、練習はやめましょう。パソコンに向かって笑顔の練習をしていると、周りの人から、おかしな人間と思われたり、パソコンで遊んでいると思われるかもしれません。

とにかく、笑顔は練習、顔の筋肉のトレーニングです。若々しく自然な笑顔を手に入れましょう。