ついつい油断が出るものです。買い物途中でマクドナルドで御茶をと、コーヒーと少し甘いものとマックシェイク(バニラ)を注文した。あわせて210円とは驚く安さなのだが、後で調べてみマックシェイクは290kcalもあるらしい。ちょっとお茶で300kcalは困ったものです。ところが、周りを見ていると、子供達が、ハンバーグと一緒に、フライドポテトやチョコレートサンデーなども食べているではないですか。あのカロリーは一体いくらになるのでしょう。
マクドナルドの幾つかのメニューのカロリーを見てみましたが驚くべきカロリーでした。ついでですから、同ページを参考にして、子供たちが良く食べるであろう、ハンバーガーのレギュラーメニューのセットでカロリーを計算してみると。
ハンバーガーセット:ハンバーガー+マックフライポテト(M)+コーラ:251+454+82 = 787kcal
かなり多いですね。それでもこの標準のハンバーガーのメニューは最低で、チーズバーガーから先は、軒並み300kcal以上。平均で400kcalというレベルですので、バーガーが400kcalになったら、940kcalのレベルに達します。さらに、これに甘いものを加えたら、ソフトクリームなら、150kcal、チョコレートサンデーでは250kcalとなり、110kcalあるいは1200kcalとなります。一日分の必要カロリーをほぼこれだけで摂取してしまうことになります。子供達にとっては一日分以上になってしまいます。問題はそれだけではなく、この食事には脂肪が多いことが特徴でしょう。やはり、かなり太りやすい食事と言えるでしょう。
多くの親御さんが子供達をつれて来店しているので、マクドナルドへの子供来店比率は非常に高いと思われます。確かにコストも安く、子供たちが好むメニューを提供しています。ところが、子供たちは成長過程ですので、太るにつれ脂肪細胞の数もどんどん増えます。そして、大人になってから脂肪細胞の多い肥満になりやすい体質になってしまうのです。肥満体質は健康に色々な悪影響を与えます。
宣伝には「おいしさと安全と社会のために」と書かれています。現実には、皮肉なことにマクドナルドは子供たちの健康を害する可能性が高い産業として発展しているということです。日本マクドナルドにはメニューの再考をお願いしたいものです。そして、親御さんたちは子供たちにそのような負の体質を与えないようにして頂きたいと思います。
競争の激しいファーストフードサービスですが、子供たちを健康にする食べ物を提供するファーストフードというコンセプトで商売が成り立たないものでしょうか。
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