何を食べたら太るのかと細かいことを考えると何がなんだか分からなくなります。
科学はわかっていないことが多すぎるのです。学者は細かいことをできる限りシンプルにして実験できるようにしないといけませんから、実験ではできる限り単純化して証明できるようにします。しかし、現実には複合された現実があり、そこでは色々な事象の相互作用が無視できないのです。そのために、色々な視点から、色々なことが言われ、実験条件を詳しく理解せず、結果だけを聞いていると何がなんだか分からなくなってしまいます。
専門家は別として、我々素人は、何を食べたら太るのかではなく、摂取カロリーが多ければ太り、少なければ痩せるというシンプルな考え方が良いと思います。長期的にはそれが必ず真実になるのです。それが、実践する側の教訓でしょう。細かいことを考えるほど、実践は難しくなるのです。
そして、専門化の口車に乗せられないようにすることが重要です。「人はなぜ太るのか」にも、色々な根拠のないダイエット方法についての記載もありました。薬によるダイエットも書いてありました。しかし、それらはまったく推奨していません。また、何かの食品が痩せられるという情報を元に、何かの一面だけを捉えて、それだけを食べ続けるなどと言うことは無意味です。こういうことに捕らわれないことが重要だということが「人はなぜ太るのか」を読んで、自分なりに考えた結果です。
毎日ジムに通っている人が居られます。(いつ行っても会うので、ほぼ毎日通われていると考えています。)結構スタジオのエアロビクス系のクラスに毎日複数参加して居られますので、運動量は多いと思います。それでも、不思議なことに体型が変わっている方はあまり多くありません。きっと、食事の量が基本的に過剰なのだろうと推測しています。運動しても、食事を変えることがなくては、体型を変化させることはできないという気が非常に強くします。
後々のために整理したいという思いが強いのか、最近、痩せる、太るという記事が多くて自分でも食傷しています。
結論はシンプルで、「必要以上に食べなければ痩せられる」=「食べることを我慢するしかない」です。
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